こんにちは!省エネ生活実施中のしょうエネです。
近年、日本語学習の需要が高まり、オンラインで日本語を教える機会も増えています。
日本語教師という仕事には興味があるけど、養成講座はお金がかかるし、ちょっと体験してみることはできないの??というアナタ。今回は、NativeCampでの私の働き方や収入事情、メリット・デメリットについて紹介します。
※本記事はNative CampのPRではありません。一個人の体験談としてお楽しみください。
Native Campでの働き方
NativeCampは、オンラインで好きな時間に日本語を教えられるプラットフォームです。一般的なオンラインスクールと異なり、レッスンの予約を待つ必要がなく、「今すぐレッスン」という仕組みで生徒が講師を選び、すぐにレッスンを開始できます。
レッスン時間は基本的に25分で、フレキシブルに働けるのが大きな魅力です。また、レッスンの教材も用意されているため、事前準備の負担がほとんどなく、手軽に始められます。
報酬体系と客層
NativeCampの報酬は、「今すぐレッスン」による分単位の報酬と、「予約レッスン」による固定報酬で成り立っています。
- 今すぐレッスン:生徒がリアルタイムで講師を選び、レッスンを受講
- 予約レッスン:生徒が追加料金を支払って講師を予約
私が経験した範囲では、「今すぐレッスン」が主流であり、「予約レッスン」は少なめ…というかほとんどありません。これは、生徒が予約する際に追加料金が発生するため、気軽に予約しにくいという背景があります。
Native Campの生徒は台湾の方が多く、日本語の会話練習を目的として受講しているケースがほとんどです。台湾の方は、初心者から上級者まで幅広く、リピーターになってくれる生徒が多いのが特徴です。欧米系の方はあまりいない様子。
私の生徒さんは、助詞(が、を、で、に…)をひとつひとつ勉強しているような全くの初心者と、日本語ネイティブかと思うくらい高度な日本語を駆使する方に大きく分かれています。中級レベルの文法や語彙を勉強するようなレベルの方は、学校なり対面スクールなりで勉強するほうが効率がいいのかもしれませんね。
授業準備や教材選択
先ほども書きましたが、教材はすべて準備されています。採用後すぐにチュートリアルがあるのに加え、いつでも本番さながらの画面でリハーサルができるため、授業を始めるにあたっての不安や戸惑いは全くありませんでした。
日本語教師はブラックだと言われがちなのが、「授業準備に対する対価がない」こと。私は授業準備を苦に思わないタチなのであまり気にしていませんが、時給換算するとコンビニで働いた方がタイパ(タイムパフォーマンス)が良いことも…。Native Campなら準備時間はないので、実働の時給で考えるとかなり良い仕事だと思います。
収入とその使い道
NativeCampでの収入は、2週間で約15,000円ほどです。「今すぐレッスン」であれば1分あたり20円が支払われます。時給1200円の計算のため、家から一歩も出ないでできる仕事としては大アリ。私は日本語学校でも授業を担当しているため、学校の授業準備をしながら、「今すぐレッスン」が入ったらそちらの授業をする…という感じで対応しています。
今のところオンライン日本語教師は第3の収入源として取り組んでいるため大きな収益にはなりませんが、ちょっとした贅沢費として活用しています。自分から自分へのお小遣いとして使うことで、バリスタFIRE生活の充実度を高めることができています。(第1、第2の収入源については他の記事で。)
メリットとデメリット
メリット
- 時間の自由度が高い:自分の好きな時間にレッスンを開ける
- 特別な資格がなくても始められる:日本語が話せれば、すぐに始められる
- リピーターがつきやすい:口コミが良ければ、新しい生徒も増えやすい
私は日本語教育能力検定試験と日本語教員試験にパスしたため、アピールポイントとしていますが、特に資格がなくてもオンライン日本語教師を始めることができます。
Native Campの日本語教師採用試験についての記事は→Native Camp日本語教師に採用されるには?(準備中)
デメリット
- 予約レッスンのハードルが高い:予約を獲得するためには、生徒が追加料金を支払う必要がある
- 収入が安定しにくい:「今すぐレッスン」だけでは、収益の見込みが立ちにくい
- 通信が不安定なことがある:生徒側の通信の不具合であっても、向こうに自覚がないとトラブルの原因になるかも…。幸い、私はトラブルの経験はありません。
まとめ
NativeCampでの日本語教師としての働き方は、フレキシブルで手軽に始められる一方、安定した収入を得るのは難しいという現実があります。副業やちょっとしたお小遣い稼ぎとしては優秀ですが、これだけで生活するのは難しいかなというのが率直な感想です。
しかし、日本語を教えることで人と交流しながら収益を得られる点は非常に魅力的です。リピーターのお客さんがつくと、やりがいも出てきます。バリスタFIREをしながら、生活にメリハリをつける一つの方法として、オンライン日本語教師という選択肢を検討してみるのも良いでしょう。
今後も、日本語教育の学びや実践経験についてブログで発信していくので、ぜひご覧ください!
📢 次回の記事: 👉 バリスタFIREで日本語教師? 👉 オンライン授業の魅力と課題
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それでは、また次の記事でお会いしましょう!